大和のビッグバンは、たしか2006年頃にOpenしていたと思う。関東で唯一カレラコースを組んでいた巣鴨さかつうを別にすれば、当時バンプロ系32ウッドコースとしては最初に恵比寿があり、そのあと港北、等々力、大和、東雲、銀座が近い時期に相次いでオープンしたため、正確にどこがどの順番だったかというのは、コース設営したバンプロ以外では知る由もない。
どこも全て現在進行形で体験したが、浦安から一番遠かった大和だけは、今年まで訪れる機会がなかった。もともとSCJタイプ1というコースは港北ミナモにあり、さほど気持ちよさを感じないレイアウトだった。だから、わざわざそれと同じレイアウトを走るために遠くまで行く気にはならなかったのだ。
結局恵比寿や港北や巣鴨は姿を消してしまったが、今でも大和が続いているのは立派なことだと思う。流行り廃りの早い業界では、いまや銀座、東雲と並んで老舗の1軒になったといってよいだろう。
初めて訪問したときは、交通アクセスを調べるため事前にビッグバンのwebサイトを見て行った。プラコースの画像があり、走行イメージを想像しつつ訪問したが、実際に走ってみたら少し印象が変わった。ウッドのSCJタイプ1ではなく、カレラ製プラコースのほうの話だ。
まず路面は、皆さんタイヤに気を使っているのか、しっかり乾いており変なテカリが出ていない。これはいいな、と好感を持った。
何周か走ってみると独特のリズム感があって、それを掴めばキレイに走らせることができる。こういうレイアウトのコースは、速さを追求して金魚走りをするよりも、気持ちよくキレイに駆け抜けたいものだ。
言葉で表現するのはちょっと難しいので、コース紹介になるような動画を撮ってみた。
最近カレラDTMは全国的に人気が出てきたようだ。皆さん、意外と気になってたんだろうか。大和でも1日のうちに白M3を2台と白黄A5を1台見かけた。こんなにあちこちのサーキットでカレラを目撃したことは、過去なかった気がする。
---------------------------------------------------------------------------------
◆カレラDTM
日時: 2014.09.23@大和Big Bang
車種: BMW M3、Audi A5
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホに純正ゴムタイヤ接着&真円出し。
まだ大和に行ったことがない人にも、何となくコースの感じを掴んでもらえたらいいなと思う。
2014年9月27日土曜日
2014年8月24日日曜日
2014.08 夏の西方遠征
スロットカーを始めて今年で10年目となったが、自分でスロットカーの動画を撮り始めたのは、ようやく今年になってからだ。
今年の春に新生Bandiniを再訪したあと、改めて自分達の足跡を振り返る機会があった。そのとき膨大なジャンクを含むスロットカーの他には、思い出をカタチとして残してきたものがあまりにも少ないことに気付き、愕然とした。
たった10年足らずとはいえ、スロットカーに出会ったおかげで私たち夫婦は各地で沢山の人達と交流し、一緒に濃密な時間を共有してこれたのは、本当に幸せなことだと思う。各地で出会った人達とはその短い出会いの時間の中で、一緒に走ってお互いに対する理解を深めあってきたし、同じ趣味の者同士なら、年齢や主義主張を超えて語り合いたいことが沢山あるものだ。気の合った人なら、過ごしたい時間が、いくらあっても足りないぐらいだった。
なのに振り返ってみると、記憶の中の膨大な思い出に比べたら、形として残っているものは、自分の作った車の写真や店舗ブログから気に入ったものを時々DLしておいた当時のレース風景などがほんのわずか。あのころ隆盛を極めていた各地BBSでのやりとりでさえ、店舗閉鎖やプロバイダ廃業にともない、今となってはweb上にキャッシュすら残っていない惨状だ。
当時はまさか、毎週末の熱く楽しかった日々が跡形もなくなるなんて想像してなく、それが永遠に続くと思っていたので、記録とかバックアップなど誰も力を入れてなかった。
これから先、今よりもっと歳を取れば私の頭も朦朧、記憶も曖昧になっていくだろうし、いつ突然にコントが握れなくなる日がくるかも分からない。いつかそうなった時でも、せめてあとで見返して「あの頃は本当に楽しかったなあ」と思い出を辿るよすがにしたい気持ちもあった。
そう思ったら、楽しく遊んだ経験を「ああ楽しかった」「いい思い出ができたな」なんて贅沢に記憶と時間の流れと気分に任せてしまうのではなく、やはり記録としてしっかり残しておきたくなった。スロットカーは走らせて遊ぶオモチャだから、やはり写真よりは動画のほうが相応しいという気がする。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
神戸Curouto亡きあと大阪Sakky's Collectionsは何度も訪問しているが、動画を撮るような機会はなかった。だから今年のSakky's訪問では、やはりこのコースで自分たちの走りを撮っておきたいと思っていた。
動画撮影のほかにも、私たち夫婦の今年のSakky's訪問テーマは、大きく2つあった。
いままでNINCOコースでFLYポルといえば、私はどうしても神戸Curouto仕様のヘビーウエイト+アルミホイールという印象だった。もちろん、Curouto仕様というのは走りのためだけのアルミ化ではなく、荒れた路面で激しいレースを続けるためマシンの耐久性を向上する必要から生まれたものだった。
そのCurouto仕様の走りをよく知っているだけに、「NINCOコースで少ウエイトのRRは絶対まともに走らないだろう」という先入観があり、大阪では混んだコースで皆さんの迷惑にならないよう、走らせなかった。ところが今回、名古屋のNINCOコースで初めて試した純正足回りの「ほぼ」ノーウエイト仕様でも、こんなにキレイに走れることを知って超ビックリ! まともに走らないどころか、そのあまりにも素晴らしすぎる挙動に感動し、編集はスローモーションを多用してしまった。
もっとも、イガ師匠は超ベテランの911マイスターなので、誰でもこういう走りができるとは限らないが。。。
♀イガ師匠のコメント
「うん。今回のコースは、前よりナカナカいいんじゃないの〜」
・・・どこまでも、師匠ならではのコメントだ。
ノリさん、すまぬ。。
まあ旧SCPコースのサブマリン部分など、本家バルセロナPalauのコースもご存じな師匠だけに、軽〜いお言葉使いの中にもやはり独特の深みというか経験の重みを感じる。しかし、たぶんイガ師匠にしては最大級の賛辞。かなりお気に召されたご様子だった。
ノリさん、よかったね!
---------------------------------------------------------------------------------
◆カレラDTM
日時: 2014.08.20@名古屋Slot Car Park
車種: BMW M3、Audi A5
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)
次はノリ店長によるチュートリアルで、私と一緒に走っていただく。
大阪でも快適に走れたカレラDTMは、ここ名古屋でも気持ちよく走ることができた。
あと、さすが名古屋だなと思ったのは、早くもノリ店長のカウンターに3Dプリンタ出力のカレラDTM用Slot-itシャーシが置かれていたことだ。ABSライクの実物を見たのは私も初めてだが、ご厚意により実際に触らせてもらうことができた。じっくりとイジリ回してみた結果、素材の強度やフレックスも実用上は全く問題なさそうと感じた。またSlot-itらしい心遣いもアチコチに追加されていて、レース指向の強い設計になっている。今後タイヤが消耗して足回りがダメになった時に、再び純正で作り直すか、このSlot-itシャーシを使ってアングルワインダーで作り替えるか、選択肢になりそうだ。悩みの核心は、何でもかんでもSidewaysみたいな走りになってしまうことへの懸念だ。Flat6というモーターの、個性が強すぎるのかもしれない。
今回の名古屋訪問では、意欲的に新しい素材に取り組む姿勢がいかにも名古屋らしいなと感じた。Slot-itのデジタルコントが出たときもそうだったが、やはり話題の新製品にイチ早く、実際に手を出してみるのは名古屋人。いつも運良くそういうタイミングで名古屋に立ち寄ったりするので、私も新しい知識を実物で補強できるのは大変有難いことだ。海外からの情報だけならネットで早くから知っている人も増えたが、やはり実物を手にとって確かめるのとは違う。いくらバーチャルな世の中でも、そういうリアルの部分を抜きでは語れないアナログ趣味の世界で、出会った方々と一緒に楽しさを分かち合ったり、驚きを与え合ったり、リスペクトを抱き合ったりして、長く楽しんでこれたのは本当に幸せなことだと思う。
今年の夏休みも、そういう新たな発見や経験・体験を夫婦円満の糧にすることができた。そしてまた、一緒に遊んでいただいた皆さんには今年も感謝している。
今年の春に新生Bandiniを再訪したあと、改めて自分達の足跡を振り返る機会があった。そのとき膨大なジャンクを含むスロットカーの他には、思い出をカタチとして残してきたものがあまりにも少ないことに気付き、愕然とした。
たった10年足らずとはいえ、スロットカーに出会ったおかげで私たち夫婦は各地で沢山の人達と交流し、一緒に濃密な時間を共有してこれたのは、本当に幸せなことだと思う。各地で出会った人達とはその短い出会いの時間の中で、一緒に走ってお互いに対する理解を深めあってきたし、同じ趣味の者同士なら、年齢や主義主張を超えて語り合いたいことが沢山あるものだ。気の合った人なら、過ごしたい時間が、いくらあっても足りないぐらいだった。
なのに振り返ってみると、記憶の中の膨大な思い出に比べたら、形として残っているものは、自分の作った車の写真や店舗ブログから気に入ったものを時々DLしておいた当時のレース風景などがほんのわずか。あのころ隆盛を極めていた各地BBSでのやりとりでさえ、店舗閉鎖やプロバイダ廃業にともない、今となってはweb上にキャッシュすら残っていない惨状だ。
当時はまさか、毎週末の熱く楽しかった日々が跡形もなくなるなんて想像してなく、それが永遠に続くと思っていたので、記録とかバックアップなど誰も力を入れてなかった。
これから先、今よりもっと歳を取れば私の頭も朦朧、記憶も曖昧になっていくだろうし、いつ突然にコントが握れなくなる日がくるかも分からない。いつかそうなった時でも、せめてあとで見返して「あの頃は本当に楽しかったなあ」と思い出を辿るよすがにしたい気持ちもあった。
そう思ったら、楽しく遊んだ経験を「ああ楽しかった」「いい思い出ができたな」なんて贅沢に記憶と時間の流れと気分に任せてしまうのではなく、やはり記録としてしっかり残しておきたくなった。スロットカーは走らせて遊ぶオモチャだから、やはり写真よりは動画のほうが相応しいという気がする。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
神戸Curouto亡きあと大阪Sakky's Collectionsは何度も訪問しているが、動画を撮るような機会はなかった。だから今年のSakky's訪問では、やはりこのコースで自分たちの走りを撮っておきたいと思っていた。
しかし行ってみたら今回は、ものすごい大盛況!ゆったり腰を据えて「どんなアングルがいいか・・・」なんて悠長にカメラを構えてるヒマは、到底なかった。
仕方なく、今回の大阪撮影は諦めた。これが最後でもないので、また次回。
もちろんサーキット走行のほうは、いつもどおりチャレンジングで大変楽しく走らせていただいた。
<当日の様子はコチラ>
仕方なく、今回の大阪撮影は諦めた。これが最後でもないので、また次回。
もちろんサーキット走行のほうは、いつもどおりチャレンジングで大変楽しく走らせていただいた。
<当日の様子はコチラ>
【Sakky★Bossさんのブログ】
1)
ウエイトなし100%純正で仕上げたFLYクラシックが、大阪Sakky'sのコースで通用するかどうか。
2)
ウエイトなし100%純正で仕上げたカレラDTMが、大阪でも楽しく走れるかどうか。
どちらも純正タイヤを純正プラホイールと接着してトゥルーイングしている。これは社外パーツを使わないでノーマグノーウエイトを楽しむには、基礎中の基礎となる調整だ。結果としては、どちらも快適に走らせることができた。
特に純正プラホ&純正ラバーのFLYクラシックがウエイトなしで、NINCO路面でハネたりもせず、まるでマグ車のようにスーッと吸い付いたように走る姿には、その場にいた全員が驚嘆!作った私自身も、これほどまで素晴らしい走りが可能とは期待していなかった。
5月に難攻Bandiniを走ったときも確かにいい走りだと思ったが、それでも大阪Sakky'sは神戸Curoutoの流れを汲むタイプの、立ち上がり加速からスピードの伸びまで重視する中級テクニカルコース。いにしえのCurouto仕様FLYクラシック、「ヘビーウエイト+足回り総Slot-it化」ならではの壮絶な走りを覚えているだけに、今回のそれは大きな感動を伴う体験だった。
特に純正プラホ&純正ラバーのFLYクラシックがウエイトなしで、NINCO路面でハネたりもせず、まるでマグ車のようにスーッと吸い付いたように走る姿には、その場にいた全員が驚嘆!作った私自身も、これほどまで素晴らしい走りが可能とは期待していなかった。
5月に難攻Bandiniを走ったときも確かにいい走りだと思ったが、それでも大阪Sakky'sは神戸Curoutoの流れを汲むタイプの、立ち上がり加速からスピードの伸びまで重視する中級テクニカルコース。いにしえのCurouto仕様FLYクラシック、「ヘビーウエイト+足回り総Slot-it化」ならではの壮絶な走りを覚えているだけに、今回のそれは大きな感動を伴う体験だった。
<ご注意!>
・サーキットによっては理由の如何を問わず、一律すべて「タイヤ削ったらレギュレーション違反」と見なされます。
・レースで遊ぶ人は基本的には常に、いつも走っている場所のレースレギュレーションに従ってください。
・黙って勝手に他の人と違うことをやると、レースは勝ち負けの遊びなのでモメゴトのタネになります。
今回の大阪訪問で予定していた動画撮影はできませんでしたが、新たな収穫もあった。比較的新しい常連のヨッシーさんとは何度か面識はあったが、一緒にクルージングしたのは初めてだと思う。
既にレースデビューも果たしているので、やはり走り方は安心感がある。久し振りに、ちょっと楽しかったな。やはりスロッター同士は、ただおしゃべりをしてるだけより、一緒に走りながらのほうが色々と伝わってくるものがあると思う。
---------------------------------------------------------------------------------
・サーキットによっては理由の如何を問わず、一律すべて「タイヤ削ったらレギュレーション違反」と見なされます。
・レースで遊ぶ人は基本的には常に、いつも走っている場所のレースレギュレーションに従ってください。
・黙って勝手に他の人と違うことをやると、レースは勝ち負けの遊びなのでモメゴトのタネになります。
今回の大阪訪問で予定していた動画撮影はできませんでしたが、新たな収穫もあった。比較的新しい常連のヨッシーさんとは何度か面識はあったが、一緒にクルージングしたのは初めてだと思う。
既にレースデビューも果たしているので、やはり走り方は安心感がある。久し振りに、ちょっと楽しかったな。やはりスロッター同士は、ただおしゃべりをしてるだけより、一緒に走りながらのほうが色々と伝わってくるものがあると思う。
---------------------------------------------------------------------------------
◆FLYポルシェ
日時: 2014.08.20@名古屋Slot Car Park
車種: Porsche 911【FLY】
仕様: ノーマグ、ほぼノーウエイト、純正プラホに純正ゴムタイヤ接着&真円出し。
日時: 2014.08.20@名古屋Slot Car Park
車種: Porsche 911【FLY】
仕様: ノーマグ、ほぼノーウエイト、純正プラホに純正ゴムタイヤ接着&真円出し。
スロットカー以外にも大阪・神戸で数日間のB級グルメツアーを堪能したあとは、帰りに名古屋へ立ち寄った。
今年はノリさんのSlot Car Parkが場所移転したので、新しいお店のお祝いを兼ねて、新コースを走りに行ってきた。まずはイガ師匠に、様子をみていただく。大阪では大混雑のため危なくてテストできなかった、例の「ほぼノーウエイト」のFLY911の走り。
そのCurouto仕様の走りをよく知っているだけに、「NINCOコースで少ウエイトのRRは絶対まともに走らないだろう」という先入観があり、大阪では混んだコースで皆さんの迷惑にならないよう、走らせなかった。ところが今回、名古屋のNINCOコースで初めて試した純正足回りの「ほぼ」ノーウエイト仕様でも、こんなにキレイに走れることを知って超ビックリ! まともに走らないどころか、そのあまりにも素晴らしすぎる挙動に感動し、編集はスローモーションを多用してしまった。
もっとも、イガ師匠は超ベテランの911マイスターなので、誰でもこういう走りができるとは限らないが。。。
♀イガ師匠のコメント
「うん。今回のコースは、前よりナカナカいいんじゃないの〜」
・・・どこまでも、師匠ならではのコメントだ。
ノリさん、すまぬ。。
まあ旧SCPコースのサブマリン部分など、本家バルセロナPalauのコースもご存じな師匠だけに、軽〜いお言葉使いの中にもやはり独特の深みというか経験の重みを感じる。しかし、たぶんイガ師匠にしては最大級の賛辞。かなりお気に召されたご様子だった。
ノリさん、よかったね!
---------------------------------------------------------------------------------
◆カレラDTM
日時: 2014.08.20@名古屋Slot Car Park
車種: BMW M3、Audi A5
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)
次はノリ店長によるチュートリアルで、私と一緒に走っていただく。
大阪でも快適に走れたカレラDTMは、ここ名古屋でも気持ちよく走ることができた。
あと、さすが名古屋だなと思ったのは、早くもノリ店長のカウンターに3Dプリンタ出力のカレラDTM用Slot-itシャーシが置かれていたことだ。ABSライクの実物を見たのは私も初めてだが、ご厚意により実際に触らせてもらうことができた。じっくりとイジリ回してみた結果、素材の強度やフレックスも実用上は全く問題なさそうと感じた。またSlot-itらしい心遣いもアチコチに追加されていて、レース指向の強い設計になっている。今後タイヤが消耗して足回りがダメになった時に、再び純正で作り直すか、このSlot-itシャーシを使ってアングルワインダーで作り替えるか、選択肢になりそうだ。悩みの核心は、何でもかんでもSidewaysみたいな走りになってしまうことへの懸念だ。Flat6というモーターの、個性が強すぎるのかもしれない。
今回の名古屋訪問では、意欲的に新しい素材に取り組む姿勢がいかにも名古屋らしいなと感じた。Slot-itのデジタルコントが出たときもそうだったが、やはり話題の新製品にイチ早く、実際に手を出してみるのは名古屋人。いつも運良くそういうタイミングで名古屋に立ち寄ったりするので、私も新しい知識を実物で補強できるのは大変有難いことだ。海外からの情報だけならネットで早くから知っている人も増えたが、やはり実物を手にとって確かめるのとは違う。いくらバーチャルな世の中でも、そういうリアルの部分を抜きでは語れないアナログ趣味の世界で、出会った方々と一緒に楽しさを分かち合ったり、驚きを与え合ったり、リスペクトを抱き合ったりして、長く楽しんでこれたのは本当に幸せなことだと思う。
今年の夏休みも、そういう新たな発見や経験・体験を夫婦円満の糧にすることができた。そしてまた、一緒に遊んでいただいた皆さんには今年も感謝している。
2014年8月7日木曜日
最近の到着品など。
また新たな不人気カテゴリを探して、他の人がやらなそうな苦労のタネを買い込んでみた。純正アクスル&タイヤの地獄コンビがなかなか手ごわい、カレラだ。
こないだ手に入れた2012年型DTMの走りが予想ほど悪くなかったことに気を良くして、同様のカテゴリとしてGT500を増車。DTMの車両規定を導入する前の2008年型GT-Rだから、車体やウイング形状も違うが、好きなものは仕方ない。ずっと買いそびれたままだったのを、2台セットで発見したので購入。
しかし、やっぱり勿体なくて走らせないかも。もとい、浮気してないでDTMをもっと走らせて熟成させないと。
そしてNbF夫婦といえばハズせないノーマグF1のお題として、2013年型の最新カレラF1。
ノーマグカレラは、どんなに苦しくても可能な限り純正タイヤのまま走らせるのが今年のマイテーマ。
とはいえ、やはりアタマの片隅には「どれほど仕上がっても、所詮はカレラ」という意識があるのも事実。カレラのF1は、特にそう。
突き詰めて考えると不満だらけで嫌いになるので、ウエイト配分ほかシビアな調整に頭を悩ませたくない。だから今のところはノーウエイトのままで走らせている。タイヤが育つことを信じて、ただ黙々と、ひたすらに走り込むのみ。ウエイトなしで走らせても無用にハネないところだけは、カレラコースの美点だ。
----------------------------------------------------------
他には、ぜんぜん手ごわくない趣味のアイテムもいくつか入手した。
こちらは、かなり昔の到着品だが発売と同時に本国オーダーしたSideways限定品の935-78サイケ。
最凶にカッチョイイが、走らせる気は全然なし。走らせる車ばかりでなく、たまにはそういう買い物もしている。
あとは、今の旬といえばScaleautoの935-77と935J。
これもFLYの935K3あたりと同じ普通のサイドワインダーなので、走りは充分に想像がつく。まあ急いで開封する必要もないか。。同じGr.5とはいえ、どうせSidewaysと一緒のペースでは走れないだろう。
いつかFLYのGr.5が脚光を浴びる日が来れば、一緒に走ってみるのもいいかも知れない。
こうやって、今すぐ走らせなくても購入しておくのは、すべて老後の楽しみと思っている。
こないだ手に入れた2012年型DTMの走りが予想ほど悪くなかったことに気を良くして、同様のカテゴリとしてGT500を増車。DTMの車両規定を導入する前の2008年型GT-Rだから、車体やウイング形状も違うが、好きなものは仕方ない。ずっと買いそびれたままだったのを、2台セットで発見したので購入。
しかし、やっぱり勿体なくて走らせないかも。もとい、浮気してないでDTMをもっと走らせて熟成させないと。
そしてNbF夫婦といえばハズせないノーマグF1のお題として、2013年型の最新カレラF1。
ノーマグカレラは、どんなに苦しくても可能な限り純正タイヤのまま走らせるのが今年のマイテーマ。
とはいえ、やはりアタマの片隅には「どれほど仕上がっても、所詮はカレラ」という意識があるのも事実。カレラのF1は、特にそう。
突き詰めて考えると不満だらけで嫌いになるので、ウエイト配分ほかシビアな調整に頭を悩ませたくない。だから今のところはノーウエイトのままで走らせている。タイヤが育つことを信じて、ただ黙々と、ひたすらに走り込むのみ。ウエイトなしで走らせても無用にハネないところだけは、カレラコースの美点だ。
----------------------------------------------------------
他には、ぜんぜん手ごわくない趣味のアイテムもいくつか入手した。
こちらは、かなり昔の到着品だが発売と同時に本国オーダーしたSideways限定品の935-78サイケ。
最凶にカッチョイイが、走らせる気は全然なし。走らせる車ばかりでなく、たまにはそういう買い物もしている。
あとは、今の旬といえばScaleautoの935-77と935J。
これもFLYの935K3あたりと同じ普通のサイドワインダーなので、走りは充分に想像がつく。まあ急いで開封する必要もないか。。同じGr.5とはいえ、どうせSidewaysと一緒のペースでは走れないだろう。
いつかFLYのGr.5が脚光を浴びる日が来れば、一緒に走ってみるのもいいかも知れない。
こうやって、今すぐ走らせなくても購入しておくのは、すべて老後の楽しみと思っている。
2014年7月2日水曜日
先週のデータ取り:スケレ70年代F1と、カレラDTM
◆スケレ70年代F1
日時: 2014.06.28@千葉SRC
車種: McLaren M23、Ferrari 312T2
仕様: ノーマグ、ウエイト適当、純正アクスル+Slot-itアルミ+S1(2)
しばらく前からSRCのカレラコースで、どんなカテゴリが、どんな仕様だと「らしく」走って遊べるのか、色々なデータ取りをしていた。
私は32スロットカーをやっていて、速く走らせることが全てとは全然、思わない。速さ重視なら、そもそも32完成車で遊ぶより速いものは、いくらでもある。
私は32完成車の世界というのはそれよりもっと奥深いゴッコ遊びだと思っているので、せっかくF1を走らせるなら、他のハコ車とは明らかに違う挙動をさせたい。いつも、そんなことを考えてクルマを作っている。F1ならモータースポーツのトップカテゴリーにふさわしい難易度と、操縦がキマッたときの気持ちよさを両立させることができたら最高だろうなと思う。
これは6〜7年前の港北ミナモ時代から、ずっと夫婦で走り続けてきたスケレの70年代ノーマグF1。
純正タイヤは摩耗しホイールは何回も割れたが、昔はスペアパーツが入手しやすかったので純正交換していた。オープンホイールの宿命で場外に転落してウイングも折れたり割れたりしたが、それは何度も樹脂や金属でリペアした。
修理できなくなるほど何回もアームが折れたフロントアクスルは運良く入手できたスペアと交換した。今では純正リヤアクスルのシャフト両端のギザを削って、入手しやすいSlot-itのアルミとタイヤに交換してしまった。それでもまだ現役で走らせている。人間で例えれば、骨折だらけでボルト入れまくり、満身創痍のヨボヨボじいさんという感じだ。
いいかげん新車でキレイに作り直したいが、今ではこの2台もオークション相場では気軽に手が出せない値段になってしまった。
---------------------------------------------------------------------------------
◆カレラDTM
日時: 2014.06.28@千葉SRC
車種: BMW M3、Audi A5
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)
世界中を見渡しても、カレラコースでカレラ車両を走らせて盛り上がっているところが無いのは不思議なことだ。しいて言うとドイツは、やはり本国だけあってデジタルとか多少の盛り上がりがあるようだが、ドイツ国内では他のヘンな規格もいまだに生き残っているので、やはり本国でのカレラ事情はちょっと特殊と思ってよいだろう。第一、盛り上がっているといってもノーマグノーウエイトに純正タイヤのままで大人が楽しく走っているという話は、さすがに聞いたことがない。
聞いたことがないだけで、どこかにはあるのかもしれないが、大体ドイツというのは32よりプラフィット24のほうが強い国だ。
イキナリそう言ったら語弊があるかもしれないが、カレラ車両に対する世界的な認識は、マグ付きかインディグリップ、あるいはリヤ総とっかえ。そんな感じではないか。少なくとも私の経験では、カレラ車両の磁石を抜いたら、純正アクスル純正タイヤのままではどうしようもない印象だった。
しかし去年SRCで素晴らしいカレラコースを知ってからは、いつかカレラ純正タイヤでじっくりカレラコースを走り込んでみたいと思っていた。
私はBMWファンでも何でもないが、ある日とつぜんDTMの白いアナログM3が欲しくなって探し始めた。M3の国内在庫は殆どのお店が黒のデジタル。今回はヤフオクや東雲で精力的に活動されているグロアップさんから、アナログのカッコイイDTM車両を購入した。
前後タイヤとも、まずは接着&トゥルーイング・・・で上の画像は1回目。
あまりにも気持ちよく粉になって削れるタイヤを、削りすぎてフロントサイドのレターを消してしまった。
イガのA5は問題なく仕上がったが、私のM3のほうは、ホイールのセンターリブが露出するほど削れてしまい失敗。走りに影響なくてもプラホが路面と当たってガーゴーうるさいので、仕方なく世界中の在庫を探し、USAからM3アクスル&ハンコックタイヤを仕入れて、再び削り直した。
削り直した純正タイヤで走ったノーマグノーウエイトカレラDTM(とNINCOの997が伴走)の動画が、こんな感じ。
日時: 2014.06.28@千葉SRC
車種: McLaren M23、Ferrari 312T2
仕様: ノーマグ、ウエイト適当、純正アクスル+Slot-itアルミ+S1(2)
しばらく前からSRCのカレラコースで、どんなカテゴリが、どんな仕様だと「らしく」走って遊べるのか、色々なデータ取りをしていた。
私は32スロットカーをやっていて、速く走らせることが全てとは全然、思わない。速さ重視なら、そもそも32完成車で遊ぶより速いものは、いくらでもある。
私は32完成車の世界というのはそれよりもっと奥深いゴッコ遊びだと思っているので、せっかくF1を走らせるなら、他のハコ車とは明らかに違う挙動をさせたい。いつも、そんなことを考えてクルマを作っている。F1ならモータースポーツのトップカテゴリーにふさわしい難易度と、操縦がキマッたときの気持ちよさを両立させることができたら最高だろうなと思う。
これは6〜7年前の港北ミナモ時代から、ずっと夫婦で走り続けてきたスケレの70年代ノーマグF1。
純正タイヤは摩耗しホイールは何回も割れたが、昔はスペアパーツが入手しやすかったので純正交換していた。オープンホイールの宿命で場外に転落してウイングも折れたり割れたりしたが、それは何度も樹脂や金属でリペアした。
修理できなくなるほど何回もアームが折れたフロントアクスルは運良く入手できたスペアと交換した。今では純正リヤアクスルのシャフト両端のギザを削って、入手しやすいSlot-itのアルミとタイヤに交換してしまった。それでもまだ現役で走らせている。人間で例えれば、骨折だらけでボルト入れまくり、満身創痍のヨボヨボじいさんという感じだ。
いいかげん新車でキレイに作り直したいが、今ではこの2台もオークション相場では気軽に手が出せない値段になってしまった。
---------------------------------------------------------------------------------
◆カレラDTM
日時: 2014.06.28@千葉SRC
車種: BMW M3、Audi A5
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)
世界中を見渡しても、カレラコースでカレラ車両を走らせて盛り上がっているところが無いのは不思議なことだ。しいて言うとドイツは、やはり本国だけあってデジタルとか多少の盛り上がりがあるようだが、ドイツ国内では他のヘンな規格もいまだに生き残っているので、やはり本国でのカレラ事情はちょっと特殊と思ってよいだろう。第一、盛り上がっているといってもノーマグノーウエイトに純正タイヤのままで大人が楽しく走っているという話は、さすがに聞いたことがない。
聞いたことがないだけで、どこかにはあるのかもしれないが、大体ドイツというのは32よりプラフィット24のほうが強い国だ。
イキナリそう言ったら語弊があるかもしれないが、カレラ車両に対する世界的な認識は、マグ付きかインディグリップ、あるいはリヤ総とっかえ。そんな感じではないか。少なくとも私の経験では、カレラ車両の磁石を抜いたら、純正アクスル純正タイヤのままではどうしようもない印象だった。
しかし去年SRCで素晴らしいカレラコースを知ってからは、いつかカレラ純正タイヤでじっくりカレラコースを走り込んでみたいと思っていた。
私はBMWファンでも何でもないが、ある日とつぜんDTMの白いアナログM3が欲しくなって探し始めた。M3の国内在庫は殆どのお店が黒のデジタル。今回はヤフオクや東雲で精力的に活動されているグロアップさんから、アナログのカッコイイDTM車両を購入した。
前後タイヤとも、まずは接着&トゥルーイング・・・で上の画像は1回目。
あまりにも気持ちよく粉になって削れるタイヤを、削りすぎてフロントサイドのレターを消してしまった。
イガのA5は問題なく仕上がったが、私のM3のほうは、ホイールのセンターリブが露出するほど削れてしまい失敗。走りに影響なくてもプラホが路面と当たってガーゴーうるさいので、仕方なく世界中の在庫を探し、USAからM3アクスル&ハンコックタイヤを仕入れて、再び削り直した。
削り直した純正タイヤで走ったノーマグノーウエイトカレラDTM(とNINCOの997が伴走)の動画が、こんな感じ。
まあ「カレラだから、こんなモノ」と思って走らせるなら、さほど大きな失望は感じないと思う。私には本物のDTMらしい、全然ロールしてるように見えないアイロンのような挙動が気に入っている。
新車を簡単にパーツ交換しないで、まずは純正の可能性と限界をいろいろ探ってみるという遊び方が、今年のマイテーマ。そんな自分への厳しい試練としては、カレラは最適だ。ただカレラで惜しいのは、国内にアクスル&タイヤ在庫が少ないことだ。
まあカレラをノーマグノーウエイトで走らせようという時に、インディほか社外タイヤが沢山あるにも関わらず、頑なにわざわざ海外から純正アクスル&タイヤを輸入して何回も作り直すような変人は、世界でも少数派か。夫婦そろって「簡単によく走るクルマだと超ツマラナイ派」なので、こればかりは仕方ないことだ。
ただ何度も言っているが、私たち夫婦の走りだけを見て、私の真意を知らぬままノーマグの車作りだけ真似をしても、ちっとも楽しい車にならないので、本当にやめたほうがよいと思う。
他人とレースをする人には、向いていない車作りだ。速さを求めているわけでは全然ない。
他人のレース車両まで全て性能を揃えて作れるような達人なら、私が何を言ってるか分かるかもしれない。私のやり方は、速さのためではなく気持ちよい走りのためだけに、お金よりは膨大な手間をかけているだけだ。
いまは色んな社外パーツが豊富に出回っている恵まれた時代。だから買った車がちょっとでも走りが悪いと、すぐパーツを交換してギンギンのチューンドカーにすることは、むしろ簡単。
しかし、まずはパーツや磁石なんかいじってないで自分の腕を鍛えるとか、純正部品のままでも調整を工夫してみるとか、私は1/32のスロットカー遊びというのは、そういうのが本筋だと思っている。はっきりいって、古い人間だ。でも、もっと古い頑固な先輩から見たら私なんか、かなり「軟らかい」ほうだ。
モノでも人でもすぐに「使えない奴!」とバッサリ切り捨てる社会より、もっと対話できる社会のほうが幸せなんじゃないだろうか。最終的には諦めてサジを投げるとしても、やはりそれなりにアレコレやってみなきゃ深いところは分からないと思うし、そこまでトコトンやりきるには、ある程度の時間だってかかるものだ。
しかし時間をかけて付き合っていく過程で、自分も何かを発見したり教えられたり気付いたりすることだってあるし、ヒトやモノとのそういう向き合いをたくさん積み重ねることで、自分より外側の世界に対する理解や愛情がより広く深くなっていくのだと思う。
私は、そういう人間だ。
まあカレラをノーマグノーウエイトで走らせようという時に、インディほか社外タイヤが沢山あるにも関わらず、頑なにわざわざ海外から純正アクスル&タイヤを輸入して何回も作り直すような変人は、世界でも少数派か。夫婦そろって「簡単によく走るクルマだと超ツマラナイ派」なので、こればかりは仕方ないことだ。
ただ何度も言っているが、私たち夫婦の走りだけを見て、私の真意を知らぬままノーマグの車作りだけ真似をしても、ちっとも楽しい車にならないので、本当にやめたほうがよいと思う。
他人とレースをする人には、向いていない車作りだ。速さを求めているわけでは全然ない。
他人のレース車両まで全て性能を揃えて作れるような達人なら、私が何を言ってるか分かるかもしれない。私のやり方は、速さのためではなく気持ちよい走りのためだけに、お金よりは膨大な手間をかけているだけだ。
いまは色んな社外パーツが豊富に出回っている恵まれた時代。だから買った車がちょっとでも走りが悪いと、すぐパーツを交換してギンギンのチューンドカーにすることは、むしろ簡単。
しかし、まずはパーツや磁石なんかいじってないで自分の腕を鍛えるとか、純正部品のままでも調整を工夫してみるとか、私は1/32のスロットカー遊びというのは、そういうのが本筋だと思っている。はっきりいって、古い人間だ。でも、もっと古い頑固な先輩から見たら私なんか、かなり「軟らかい」ほうだ。
モノでも人でもすぐに「使えない奴!」とバッサリ切り捨てる社会より、もっと対話できる社会のほうが幸せなんじゃないだろうか。最終的には諦めてサジを投げるとしても、やはりそれなりにアレコレやってみなきゃ深いところは分からないと思うし、そこまでトコトンやりきるには、ある程度の時間だってかかるものだ。
しかし時間をかけて付き合っていく過程で、自分も何かを発見したり教えられたり気付いたりすることだってあるし、ヒトやモノとのそういう向き合いをたくさん積み重ねることで、自分より外側の世界に対する理解や愛情がより広く深くなっていくのだと思う。
私は、そういう人間だ。
2014年6月14日土曜日
先週の3人。
日時: 2014.06.07@千葉SRC
車種: Porsche 908
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+さかシリ(1)、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)。
正直いってFLYクラシックは、恵比寿が閉店して以来まったく走らせていない。このカテゴリーはレースというよりゴッコ遊びだから、気の合う大勢の仲間と一緒でなかったらツマラナイ車だと思っていたからだ。
去年末にタイヤトゥルアーを手に入れ、たまたまクリスマスプレゼントにFLYキットの908をもらった。それで製造ラインのおばちゃんの代わりに、今の自分の技術でイチから理想のFLYクラシックを組んでみたくなった。
完璧に設計どおりの純正を目指して、ボディの組み立てには接着剤を使わず全て焼き留めで。フロントの独立アクスルはホイールをとめる軟質樹脂のピンがゆるむのを嫌って、オイルすら使わない完全ドライで。いつまでもクニクニやってるとピンが曲がるしハメ合わせも緩くなるので、ホイールにピンを刺す前に、まずは精神統一。エイ!、と気合い一発フロントホイールにピンを刺したらクリアランスは、クイクイっと1発2発ぐらいでキメ。
完成してみたら、大勢でゴッコやらなくても気持ちよく走れる車になった。45年ほど昔の軽いスポーツプロトなら、こんな走り味だったかもな・・・と当時の実車を偲ばせる挙動だ。
FLYクラシックのポルシェ908、いつもの時間帯のいつもの3人、クルージングの風景を撮ってみた。今回はカメラを手持ちでなく視点をFIXにして、定点カットをあとでつなぎ合わせる練習。
車種: Porsche 908
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+さかシリ(1)、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)。
正直いってFLYクラシックは、恵比寿が閉店して以来まったく走らせていない。このカテゴリーはレースというよりゴッコ遊びだから、気の合う大勢の仲間と一緒でなかったらツマラナイ車だと思っていたからだ。
去年末にタイヤトゥルアーを手に入れ、たまたまクリスマスプレゼントにFLYキットの908をもらった。それで製造ラインのおばちゃんの代わりに、今の自分の技術でイチから理想のFLYクラシックを組んでみたくなった。
完璧に設計どおりの純正を目指して、ボディの組み立てには接着剤を使わず全て焼き留めで。フロントの独立アクスルはホイールをとめる軟質樹脂のピンがゆるむのを嫌って、オイルすら使わない完全ドライで。いつまでもクニクニやってるとピンが曲がるしハメ合わせも緩くなるので、ホイールにピンを刺す前に、まずは精神統一。エイ!、と気合い一発フロントホイールにピンを刺したらクリアランスは、クイクイっと1発2発ぐらいでキメ。
完成してみたら、大勢でゴッコやらなくても気持ちよく走れる車になった。45年ほど昔の軽いスポーツプロトなら、こんな走り味だったかもな・・・と当時の実車を偲ばせる挙動だ。
FLYクラシックのポルシェ908、いつもの時間帯のいつもの3人、クルージングの風景を撮ってみた。今回はカメラを手持ちでなく視点をFIXにして、定点カットをあとでつなぎ合わせる練習。
2014年6月7日土曜日
先週のレーシングスクール。
日時: 2014.05.31@千葉SRC
車種: Porsche 911
仕様: ノーマグ、F小ウエイト、純正プラホ+純正ラバー接着TR(3)。
FLYポルシェ911でのチュートリアル風景を撮ってみた。
まったりペースで走っていてもFLYポルシェは実車同様のRR。だから頭で考えながらスポーツドライビングを練習するのに丁度よい。
スローモーションのリプレイは問題発見と改善に役立つかもしれない。
車種: Porsche 911
仕様: ノーマグ、F小ウエイト、純正プラホ+純正ラバー接着TR(3)。
FLYポルシェ911でのチュートリアル風景を撮ってみた。
まったりペースで走っていてもFLYポルシェは実車同様のRR。だから頭で考えながらスポーツドライビングを練習するのに丁度よい。
スローモーションのリプレイは問題発見と改善に役立つかもしれない。
2014年5月26日月曜日
先週のNbF。
日時: 2014.05.24@千葉SRC
車種: Porsche 917K, 908スパイダー
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+さかシリ(1)、純正プラホ+純正ラバー接着TR(1)。
今回イガ師匠には、カメラマンをやってもらった。
私は生まれて初めて、MacBookProのiMovieを起動してみた。
いままでiPhotoすら使ってない原始人だったというのに。。。
いまのSRCは、こんな感じだ。
広いサーキットなのでスピードが分かりにくいかもしれないが、これでも直線ではモーターが完全に吹け切っている。
ガードレールの少ない平面的なレイアウトのおかげで、大変のびのびとした走りを楽しむことができる。
あとはせめてコースの台に鮮やかなグリーンのカーペットだけでも敷き詰めてくれたら、言うことないのだが、まあ他人所有の個人サーキットだから仕方ない。
他人が用意してくれたものが、何から何まで理想的ということは、まずないものだ。
スロットカーの動画を撮り始めたが、しばらくは修行が必要だ。
youtubeにチャンネルを作ってみた。
https://www.youtube.com/user/NightbirdsFly/videos
車種: Porsche 917K, 908スパイダー
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+さかシリ(1)、純正プラホ+純正ラバー接着TR(1)。
今回イガ師匠には、カメラマンをやってもらった。
私は生まれて初めて、MacBookProのiMovieを起動してみた。
いままでiPhotoすら使ってない原始人だったというのに。。。
いまのSRCは、こんな感じだ。
広いサーキットなのでスピードが分かりにくいかもしれないが、これでも直線ではモーターが完全に吹け切っている。
ガードレールの少ない平面的なレイアウトのおかげで、大変のびのびとした走りを楽しむことができる。
あとはせめてコースの台に鮮やかなグリーンのカーペットだけでも敷き詰めてくれたら、言うことないのだが、まあ他人所有の個人サーキットだから仕方ない。
他人が用意してくれたものが、何から何まで理想的ということは、まずないものだ。
スロットカーの動画を撮り始めたが、しばらくは修行が必要だ。
youtubeにチャンネルを作ってみた。
https://www.youtube.com/user/NightbirdsFly/videos
登録:
投稿 (Atom)