日時: 2014.06.07@千葉SRC
車種: Porsche 908
仕様: ノーマグ、ノーウエイト、純正プラホ+さかシリ(1)、純正プラホ+純正ラバー接着TR(2)。
正直いってFLYクラシックは、恵比寿が閉店して以来まったく走らせていない。このカテゴリーはレースというよりゴッコ遊びだから、気の合う大勢の仲間と一緒でなかったらツマラナイ車だと思っていたからだ。
去年末にタイヤトゥルアーを手に入れ、たまたまクリスマスプレゼントにFLYキットの908をもらった。それで製造ラインのおばちゃんの代わりに、今の自分の技術でイチから理想のFLYクラシックを組んでみたくなった。
完璧に設計どおりの純正を目指して、ボディの組み立てには接着剤を使わず全て焼き留めで。フロントの独立アクスルはホイールをとめる軟質樹脂のピンがゆるむのを嫌って、オイルすら使わない完全ドライで。いつまでもクニクニやってるとピンが曲がるしハメ合わせも緩くなるので、ホイールにピンを刺す前に、まずは精神統一。エイ!、と気合い一発フロントホイールにピンを刺したらクリアランスは、クイクイっと1発2発ぐらいでキメ。
完成してみたら、大勢でゴッコやらなくても気持ちよく走れる車になった。45年ほど昔の軽いスポーツプロトなら、こんな走り味だったかもな・・・と当時の実車を偲ばせる挙動だ。
FLYクラシックのポルシェ908、いつもの時間帯のいつもの3人、クルージングの風景を撮ってみた。今回はカメラを手持ちでなく視点をFIXにして、定点カットをあとでつなぎ合わせる練習。